ボルロッティと手羽元のカスレ
Borlottiは日本で言ううずら豆のことです。サラダのうえんでは毎年自家採取していますが、元々はイタリアの豆です。
若いころの鞘の色は緑にピンクのマーブル模様ですが豆ができるとアイボリーに鮮やかなピンクに変わり、とてもとても綺麗です。
美しい鞘に隠れている豆もほぼ白に小豆色の柄でこれもキレイで可愛い!(稀に色が逆転したのがあります。)残念ですがこの柄は茹でると殆んど消えてしまい、モヤモヤって程度にしか残りません。
以前に乾燥豆をミネストローネで紹介しましたが、今日は生豆を使って「カスレ」です。カスレは白インゲン豆で作るのが普通ですが、一番美味しいと思うボルロッティで作りました。
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ボルロッティ
材料(4人分)
- ボルロッティ(生) 300g(乾燥、煮豆缶詰などでも良い)
- 鶏手羽元 500g
- ローリエ 1枚
- A 《手羽元の下味》
- ローズマリーの葉 3本
- ローリエ 2枚
- E.V.オリーブオイル 大さじ3
- しお、コショウ 各少々
- E.V.オリーブオイル 大さじ1
- ニンニク(みじん切り) 1片分
- 玉ねぎ(みじん切り) 中1個
- バター 大さじ2
- 白ワイン カップ1
- コンソメ顆粒 小さじ1
- 塩、コショウ 各適量
- パン粉 大さじ1
作り方
〈ボルロッティを煮る〉
- 鍋に豆と生豆の3ばいの水、ローリエ1枚を加え、蓋をせず、沸騰する直前まで中火で、そこからは沸騰させないように弱火で、豆が柔らかくなるまで煮る。
- ① 鶏手羽元は骨の沿って両側に切り込みを入れ、Aを揉み込んでおく。
- ② フライパンにオリーブオイル、ニンニク、玉ねぎを入れ火をつけ、香りが出るまで炒める。
- ③ 鍋を熱しバターを溶かし、①の手羽元とハーブを加え、手羽元の皮に焦げ目をつける。
- ④ ③に②と白ワイン、顆粒コンソメを加え一煮立ちさせ、アクを除きボルロッティの煮豆を加え蓋をして弱火で煮る。
- ⑤ ④ を鍋底に汁気が残る程度まで煮たら、塩、コショウで味をととのえる。
- ⑥ ⑤を 耐熱皿に盛り、パン粉をかけ、オーブン、またはオーブントースターで焼く。
- ⑦ 軽く焼き目がつけば出来上がり。
本来はカソールと言う土鍋で焼くフランスの豆料理で、ぶた、鴨、ソーセージなどが一緒に入りますが日本の家庭で手軽に作れるようにしてあります。煮豆缶詰を使うと楽にできます。
こんなうずら豆のレシピはいかが?