里芋だんごのあんかけ
先日、たまたまランチで入った和食店で、主な材料が里芋だけと言うシンプルさにもかかわらず、とても上品で美味しい一皿に出会いました。
あまりに美味しかったもので、作り方について夫とああだこうだと議論していたら、幸いなことに板長さんが近くに居り、レシピを聞き出すことに成功!
聞くと、さすがにプロが作るレシピは裏ごしをしたりして大変手間のかかるものでしたが、家庭で作るなら省いちゃっていいんじゃない…とのお言葉。
そこで家庭でも作りやすいように手を抜いちゃって、白髪ネギと柚子で今の季節にピッタリの一品にアレンジしたのが今日のレシピです。
里芋に下味をつけるのと上新粉を加える過程は外せないので、その分あんをシンプルにし、つゆも頑張らなくていい市販品を使っています。
里芋だんごを揚げるときにチョッとしたコツが必要なのでポイントを後に書いておきます。必ず最後まで読んでから作るようにしてくださいね。
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材料(6〜8皿分)
- 里芋 剥き身450g(皮付きだと600gくらい)
- 上新粉 大さじ2
- 鰹ダシ汁 2カップ
- 砂糖 大さじ2.5
- みりん 大さじ1
- 塩・薄口醤油 各少々
- 片栗粉・揚げ油 各適量
- つゆ(市販品) 400m
- 白ネギ・柚子皮 適量
作り方
- ① 里芋をたわしなどで洗い皮を厚めに剥き、煮物を作る時くらいの大きさに切る。
- ② ①の里芋に塩(分量外大さじ1/2)をふり、手で揉み、流水で塩と滑りを洗い落とす。
- ③ 鍋に②の里芋とダシ汁、砂糖、みりん、塩、薄口醤油を入れ強火にかけ、煮立ったら煮こぼれ防止のため蓋をせずに弱火で15〜20分くらい煮る。
- ④ ③をザルにあげて(煮汁は取っておく)、煮汁と芋を分け、里芋をボールに入れ温かいうちにマッシャーなどで潰す。
- ⑤ ④の里芋に上新粉を加え混ぜ合わせ、煮汁を少しずつ加え、柔らかいけど丸められる固さにする。
- ⑥ ⑤を6〜8の均等に分けて丸め、冷ます。
- ⑦ 冷ます間に白髪ネギと柚子皮を千切りにし、水にさらしてから水気を切っておく。
- ⑧ ⑥の里芋が冷めたら、バットの上で転がしながら片栗粉をまぶす。
- ⑨ 鍋で揚げ油を180〜200℃に熱し⑧の里芋を一つずつ揚げ油を切る。
- ⑩ 小鍋に市販のつゆを煮立たせたら、水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1を水大さじ2で溶く)を加え、ゆるいトロミをつける。
- ⑪ 器に⑨の里芋だんごをおき、⑩のあんつゆを流し入れたら、⑦の白髪ネギと柚子皮を添えて完成。
里芋だんごを揚げる時のポイント
- だんごが冷めてから揚げる。
- 高温の油で少量ずつ揚げ、表面が早く色づくようにする。(低温で長い間油中にいると衣が剥がれたり、破裂したりする場合があります)
こんな里芋のレシピもありますよ!
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