塩っぺはネ申!
ホマレ姉さんが住んでる地方では、この時期になるとスーパーの棚にあふれんばかりの「塩っぺ」がドドーンと並びます。
「塩っぺ」っていうのは、いわゆる塩昆布のことなんですけどね、ここら辺では「ブンセン」っていうメーカーが作る塩昆布の「塩っぺ」っていう商品が一番メジャーなので、塩昆布のことを総称して「塩っぺ」って呼ぶんです。
その「塩っぺ」がこの時期になると何故こんなに沢山置かれるのかって?…、それはね、白菜やカブと言った冬野菜の浅漬けに使うのです。
一般的に浅漬けを作る際には細長く切った昆布を使うことが多いと思いますが、ここらの人はみんな塩昆布を使っています。
漬ける野菜はキャベツや白菜などなんでもいいんです。何かもの足りないなと思ったらこの黒いモジャモジャを加えれば…あら不思議、何度でもおかわりしたくなる浅漬けに変身します。
中でも姉さんが一押しなのは小カブの浅漬け。今が旬の柚子を加えれば、家庭でも簡単に料亭(チョッと盛り過ぎ…)でも出てきそう立派な副菜が出来上がり!
あ、カブは皮を厚く剥いてとよく聞きますが、新鮮な小カブはピューラーや包丁で薄く剥くだけでいいんですよ。
固い部分が厚くあるのは畑で収穫のタイミングが遅れたり、収穫後に日にちが経ってしまったカブです。
塩昆布は各地方で主力メーカーが違うと思います。「フジッコ」とか「くらこん」とか手に入り易いメーカーのものでもちろんいいですよ。
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材料(2〜3人分)
- 小カブ 6個
- 柚子 適量
- 塩昆布 適量(手に入る塩昆布でOK!)
- 塩 適量
作り方
- ① カブの球部分の皮を剥き2㎜くらいにスライスする。茎の部分は適量(彩りで加えるくらいの量)を1.5㎝長さに切る。
- ② ①に塩をふり軽く混ぜ合わせて、しんなりするまでしばらく置く。
- ③ 柚子の皮を薄く剥き(白いワタの部分が入らないように)細切りにしてから一度水にさらして水気をとる。
- ④ ②に塩昆布を加え軽く混ぜ合わせて、カブに味が移るまで少し置く。
- ⑤ ④に③の柚子を半分加え軽く混ぜ合わせる。
- ⑥ ⑤を器に盛り、残りの柚子を上から散らして完成。
ポイント
- 株元の茎の部分は土が入りやすいので切り落とした後でよく洗ってください。
- 下味は塩でつけ、塩昆布は仕上げに味を調え風味づけの役割をします。
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