西洋ネギも今が旬!
ホマレ姉さんの畑には3種類のネギが植えてあり、その中の一つに西洋ネギがあります。西洋ネギはリーキとかポロネギとかポワローとも呼ばれますが、それぞれ英語、イタリア語、フランス語読みです。
見た目のズングリしたフォルムは下仁田ネギに似ている気もしますが、植物学的には日本のネギというよりもニンニクに近いです。しかしニンニク臭はありません。
青い葉っぱの部分を切ってみると良くわかるのですが、日本のネギの切り口は丸く中空になってます。一方、リーキの葉っぱは平べったくて空洞はありません。
根の部分は日本のネギと同じように土の中で育てることで、日光が遮られ白くなりますが、リーキの根は日本のネギよりも密でズッシリとしています。
リーキの旬は日本のネギと同じで冬! グラタンやポトフ、スープに大活躍してくれる頼もしいヤツです。緑の葉っぱも柔らかいうちはニラのような使い方ができるんですよ。
雪が降っている中、畑に行ってみると少々雪を被り美しい姿で立っていました。見かけだけではありませんよ。大寒のこの時期、甘みはピークに達しているはずです。
よーし、待ってろよ! 今うーんと美味しくしてあげるから…。姉さんが今日作るのは、みんなが大好きなカルボナーラをちょっと冬っぽくアレンジしたパスタ。
リーキはまだまだ珍しいので、スーパーなどでは売ってないかもしれません。もしリーキが手に入らない方は、下仁田ネギなどのすき焼き用ネギで代用してくださいね。
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材料(2人分)
- ネギ(ポロネギまたは下仁田ネギ) 8㎝長さ・80g
- ブロックベーコン 110g
- ニンニク 1片
- 卵 2個
- パルメザンチーズ 大さじ2
- オリーブオイル 大さじ3
- パスタ(スパゲッティーニ) 140〜160g
- 塩・黒胡椒・水 適量
作り方
- ① 材料を全て揃えたら、鍋に水3ℓ入れ湯を沸かし始める。
- ② ベーコンを1㎝角の長方形に切る。ニンニクは芽をとってみじん切りにし、ネギは小口切りにする。
- ③ フライパンにオリーブオイルと②のニンニクを入れ弱火にかけ、香りが出たら②のベーコンを加え、弱めの中火にしじっくり炒める。
- ④ 卵をかるく溶きほぐし、おろしたパルメザンチーズ(または粉)を加えよく混ぜる。
- ⑤ ①の湯が沸いたら塩大さじ2弱を入れ、パスタを袋の表示時間茹で始める。茹で上がりの2分くらい前に②のネギをくわえる。
- ⑥ ③のフライパンに(火は止める)湯切りしたパスタとネギ、④の卵、茹で汁大さじ2を加え、混ぜ合わせる。
- ⑦ ⑥のソースが水っぽい場合は、もう一度火にかけて混ぜ合わせながらトロ味をつけ、パスタとソースを絡める。最後に味見して足りなければ塩をたす。
- ⑧ ⑦を器に盛り付け、黒胡椒をたっぷりひいて召し上がれ。チーズもちょっと振ると美味しそうに見える。
ポイント
- リーキは葉の隙間に土が入っている場合があります。この場合は小口に切ってから水洗いしてください。
- パスタを茹でる塩の量は水の1%で、沸騰してから加えます。