菜花がアクセント!
今の時期、黄色い花が一面に咲いている景色を目にしませんか?その花たちはおそらく菜花に違いありません。
春になるとアブラナ科の植物ならほとんどすべてが菜花を咲かせます。コマツナ、キャベツ、ブロッコリー、ミズナ、カラシナ…等々。そして、それぞれの菜花にはやはりそれぞれ独特の風味があります。
以前にも書きましたがホマレ姉さん家の畑では、相当な種類の野菜の種を自家採種(自分で花を咲かせて種を採ること)してます。
ある圃場で、この春に採種するアブラナ科として紫蕪がその対象となりました。アブラナ科の植物はとても交雑しやすいので、同じ畑にある採種目的以外のアブラナ科は全て処分することになります。
そんな理由で今日は、まもなく夫によって無残にも鋤き込まれる運命にあるコマツナの菜花をせっせと収穫しました。
これがうちで食べる今季最後の菜花になりそうです。ちょっと可哀想だし、ちょっともったいないのですが良い種を採るためにはしかたないことです。収穫の菜花は鯖缶寿司に使いました。おひたしも沢山作りました。
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材料(米5カップ分)
〈すし飯〉
- 米 5カップ
- だし昆布 8cm角1枚
- 酢 110cc
- 砂糖 1/2カップ弱
- 小さじ1.5強
〈具〉
- 人参 1本
- レンコン 6cm
- ゴボウ 50g
- 干椎茸 8枚
- こうや豆腐 1枚
- 菜花 適量
- 鯖味付け缶詰 2缶(180g×2)
- 切り海苔 適量
- 錦糸卵 たまご 2個分
- だし汁 1カップ
- 干しいたけのもどし汁 100cc
- 砂糖 大さじ1と1/3
- 醤油 大さじ1と1/3
作り方
- ① 寿司飯ようのご飯をこんぶを30分つけた水で炊く。
- ② 干椎茸、こうや豆腐はそれぞれ水につけてもどす。(椎茸のもどし汁は取っておく)
- ③ 人参は先の方から90gを取っておき、首のほうは花形人参を適量作り、茹でておく。
- ④ 菜花は塩少々入れた湯で茹でておく。
- ⑤ 人参(90g)、椎茸、こうや豆腐、レンコンは細切りにし、だし汁、干しいたけのもどし汁、砂糖、醤油を煮たてて5分煮る。
- ⑥ 鯖味付け缶詰の鯖をフライパンにあけ、砂糖大さじ2を加えそぼろになるまで炒る。
- ⑦ 錦糸卵を卵2個分つくる。(うす焼きたまごを細切りすればよい)
- ⑧ すし飯が炊けたら、酢、砂糖、塩を合わせたすし酢をふり入れ、馴染んだら団扇であおぎ水分をとばす。
- ⑨ 温かいすし飯に⑤⑥を混ぜ合わせる。
- ⑩ 器に⑨を盛り ⑦錦糸卵③花形人参④菜花を飾り、切り海苔を散らす。桜エビや紅生姜などを一緒に散らしてもよい。
いただきます!
スーパーなどで菜花として売られているのは、普通はナタネの花なのですが、何度かこのブログでも紹介しているコウタイサイも菜花のひとつです。
今日使ったコマツナの菜花は、コマツナの風味と甘味があって、とても美味しい菜花でオススメです。同じくオススメなのがカラシナの菜花で、やはりカラシナと同じようにピリリッとして、おひたしにしたら最高です。
これらの菜花は普通のスーパーで置いてることは、まずないと思いますが、産直市などでは見つかるかもしれません。もし見かけたら、ぜひ一度ためしてくださいね。
所によっては桜もそろそろ散り始めました。去り行く季節を惜しむように今日は日本の春の食卓を楽しみましょう。入学など春のお祝いにもいいですね。
こんな菜花のレシピも人気です!