紅心大根と紫蕪のお粥
明日は七草、お正月にご馳走を食べ過ぎて疲れた胃腸を休める日ですね。普段でも粥を食べると10の功徳があるそうですが、身体に良いのはもちろん、心にも良いそうです。
そこで、ホマレ姉さんもお粥を作ってみようかと思いまして…七草粥、茶粥、雑穀粥、中華粥…さてさて何にしましょうか? 悩んだ結果、姉さんらしく紅心大根(コウシンダイコン)と紫蕪の粥にしました。
イメージは今も昔も大好きな餅花のイメージで。えっ、お味? 精進出汁(しょうじんだし)でじっくりと炊いていますから不味いわけがありません。日本人の心に沁みる味になっています。
コトコト炊く時間は25分、蓋を取って炊けば吹きこぼれの心配はありません。初めてでも問題なく作れます。
精進出汁はとっても簡単にできます。作って置くと何かと便利なので、この際覚えましょう。下に作り方を記してあるので必見です。
材料(2人分)
- 米 1/2合
- 精進出汁 4カップ(下記参考)
- 紫蕪 適量(1/3個くらい)
- 紅心大根 適量(45gくらい)
- 大根の葉 適量
- 塩 少々
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作り方
〈紫蕪・紅心大根を入れて炊くと米に色が移るので別炊きします。〉
- ① 紫蕪・紅心大根・大根の葉はそれぞれ7㎜角に切り塩少々を加えた湯で茹で、冷水で冷まし水を切っておく。
- ② 米を洗いザルにあげておく。
- ③ 鍋に精進出汁を入れ、強火にかけ煮立ったら米を加える。
- ④ 蓋をしないで吹きこぼれないように気をつけながら、強めの弱火で出汁が2/3くらいになるまでは混ぜないで炊く。 米が固まってきたら「の」の字を書くように混ぜ、水分が足りなければ出汁や水をたす。だいたい25分で炊き上がる。
- ⑤ 器に粥をよそい(または鍋に)①の紫蕪・紅心大根・大根の葉をのせる。好みで塩少々を振って頂いても良い。
精進出汁の作り方
水5カップの中に15×15㎝の昆布と干しシイタケ1/2枚を入れ一晩置いておいたものを濾して使う。
今日は「さらりとした粥」の作り方をしましたが、「とろりとした粥」の好きな方は、鍋に出汁と同時に米を入れてから火にかけ炊きます。さらりとした粥より少しだけ時間がかかります。どちらも好みの柔らかさに米がなったら出来上がりです。