明けましておめでとうございます
胡麻の入ったお菓子を作りたいので、今年は胡麻の栽培にチャレンジしてみようと思ってます(国産胡麻の自給率はたった0.1%…)。どうせなら昔からこの地で作られている胡麻にしたかったので、隣の家から生胡麻を頂きました。
隣の人はそのまた隣のおばちゃんから貰ったそうで、おばちゃんはそれまで毎年植えていたのに渡した途端作らなくなったそうです。たぶん種を繋いでもう自分の役目は終わったと思ったんでしょうね。
私はそのおばちゃんから色々なことを教わりました。鎌の研ぎ方から鍬の持ち方、レタスを植える時期や味噌の仕込み。芋茎の干し方や小さな山栗の渋皮の取り方…。
残念ながらこの正月におばちゃんはもう居ませんが、今年はうちの台所にもおばちゃんの育てて来た胡麻が食卓に上る予定です。こんな風に大好きだった人を今も感じることができて、本当に農家になって良かったと思っています。
揚げ餅のお雑煮
お雑煮は各地方、各家庭によって違いますが、いつも食べ慣れてる味にはそろそろ食べ飽きたと言う方も多いのでは? そこで今日はチョット変わったお雑煮の紹介です。
姉さんはお餅が余ったら揚げ餅をよく作るのですが、お醤油をジュッと垂らしたり、塩をパラパラと降っただけで美味しい、もちろんお茶漬けに加えてもイケる。
そんな揚げ餅を雑煮風にしてみました。うちは丸餅なので薄く半分にしてあります。切り餅の場合はそのままでも大丈夫かと思います。
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材料(3人分)
- 餅(切り餅または丸餅) 3個
- 紫蕪(薄切り) 3枚
- 大根のねじり梅 3切れ
- ゆず折れ松葉 3切れ
- 小松菜茹でたもの 少々
- 大根おろし 少々
- 合わせ出汁 適量(下記参考)
- サラダ油 適量
作り方
- ① 合わせ出汁を作っておく。
- ② 大根のねじり梅は茹でておく、小松菜は茹でて4㎝に切っておく。
- ③ ゆずの皮で折れ松葉を作っておく、紫蕪はうす切りにしさっと湯に潜らせておく、大根おろしを作っておく。
- ④ 餅は食べやすく揚げやすいように切り、160℃のサラダ油で揚げ油を切る。
- ⑤ 椀に④の餅をおき、紫蕪・小松菜・大根おろし・ねじり梅・折れ松葉の順にのせて行く。
- ⑥ ⑤に最後に温めた合わせ出汁を注ぐ。
合わせ出汁の作り方
1ℓの水に出汁昆布20gを一晩浸けておいた昆布出汁カップ1.5に、酒大さじ1.5、薄口醤油小さじ1.5、塩少々を加え、塩が溶けるまで煮立て混ぜあわせる。