パンドラの匣を開けたら…
先週、娘と二人で「ゆず」のライブを見に大阪に行ってきた。ライブが終わり、一人残してきた夫に何かお土産を…と考えたのだけど、大阪土産って言ったらやっぱり「豚まん」よねぇ〜と姉さんは思うわけです。
大阪…っていうか都会はいいなぁ…美味しい豚まんをいつでも食べられる。田舎に暮らしている姉さんにとって豚まんと言ったらせいぜいコンビニの豚まんだもの…まぁそれなりに美味しいとは思うけどね。
だけど、どんなド田舎であっても美味しい豚まんって食べようと思えば食べれるんですよね…自分で作る! 多少の不格好はご愛嬌ってもんでね…。
生地と具を作らなきゃならないので、エ〜ッめんどくさい…と思うかもしれないけど、生地も具もそれぞれはとても簡単な作り方です。
生地はパンを作るよりも楽だし、具も餃子を作る程度のもんです。材料だって庶民的なものばっかりだしね。おまけに自分で言うのも何だけど、肉汁がジュワっとしみ出てメチャ旨いのよ。
せっかくだから冬休みに家族や友達と一緒にホカホカの豚まん作って「豚まんパーティ」なんてのもアリじゃない? みんな幸せになれると思うわ。
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材料(6個分)
〈皮材料〉
- 中力粉 240g
- 砂糖 大さじ1
- 塩 小さじ1/2弱
- ベーキングパウダー 小さじ1
- ドライイースト 小さじ1
- ぬるま湯(40℃) 150ml
- ラード 大さじ1/2(なければサラダ油)
〈具材料〉
- 豚ひき肉 150g
- キャベツ 1枚(85g)
- 干ししいたけ 5g
- ネギ 45g
- たけのこ水煮 25g
- 生姜みじん切り 小さじ1
- 醤油・酒 ・ごま油 各大さじ1
- 砂糖・オイスターソース 各小さじ1
- 塩・こしょう 少々
- 冷水 50ml
作り方
〈皮の生地を作ります〉
- ① 器に40℃の湯を入れ、ドライイースト、砂糖を加え混ぜる。
- ② ボールに中力粉、塩、ベーキングパウダー、ラードを入れたら①を注ぎ混ぜ合わせる。
- ③ ボールの中で生地をまとめるように捏ね1つにまとめる。(ボールや手の粉も綺麗に取ってね)
- ④ ボールの中か台の上で、③の生地を手の平の付け根で押し出すように捏ねる。途中からは体重をかけて5分くらい、生地が滑らかになったら良い。
- ⑤ ボールにサラダ油(分量外)を塗り④を入れ生地の表面にも油がついたらラップをし、暖かい場所で生地が2倍に膨らむまで一次発酵させる。
これが…
約2倍に膨らむ
〈一次発酵させている間に具を作ります〉
- ① 干ししいたけは水で戻し粗みじん切りにする。たけのこ、ネギもそれぞれ粗みじん切りにする。生姜はみじん切りにする。
- ② キャベツは芯の部分を除き、短い細切りにし塩小さじ1/2(分量外)で揉んで水気を絞る。
- ③ 豚ひき肉に少しづつ冷水を加え混ぜ合わせ、肉に水分を吸わせる。
- ④ ③に①と②、全ての調味料を加えよく混ぜ合わせる。
〈皮を作り具を包みます〉
- ① 台に打ち粉をし、一次発酵した生地を上から手の平で押さえガス抜きをし、棒状にまとめたら6等分に切り分ける。
- ② 切り分けたそれぞれの切り口を上にして、手の平で押さえ丸い円にしたら麺棒を使い12㎝に広げる。この時に中央を厚く周囲は薄くする。
- ③ 具を6等分にしたら、左手の平に皮をのせ具を1個分置く。
- ④ 右手の親指と人さし指で皮の縁を持ち上げるように摘む、親指は離さず人さし指で皮をたぐり寄せ包んで行く。具が出そうな時は左手の親指で抑え、最後に口を綴じ合わせる。
〈二次発酵させて蒸します〉
- ① 包み終わったら、クッキングシートを敷いた蒸し器に間隔をあけて入れラップし15分ほど置き二次発酵させる。(約1.2倍の大きさに膨らむ)
- ② 蒸し器の蓋に布巾をあて、強火で10分蒸したら出来上がり。熱いから取り出す時に気をつけて!
ポイント
- 一次発酵とは、捏ねあがった生地を20〜30℃の室温で30〜60分くらい置き、約2倍の大きさに膨らませます。
- オーブンなどの発酵機能を使わなくても、晴れた日の窓辺など、暖かい場所ならじゅうぶんに膨らみます。大事なのは時間ではなく2倍の大きさに膨らむことです。
- 皮を作っている間、生地は乾燥しないようにラップで覆うことを心がけて下さい。
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