採ってきた「わらび」
この時期になると畑仕事の合間をみては「わらび採り」に勤しみます。自分の畑の縁を100mも歩けば2握り程のわらびが採れます。最近は採る人が少なくなったので、幾らでも採れると言う、嬉しいような、悲しいような現状です。
わらびと言えば「卵とじ」が直ぐに思い浮かびますが、今日はそのわらびを使ってキッシュのレシピです。
パートプリゼ(甘みのないパイ生地)から作りますが、面倒な方は市販のものを使いお手軽に仕上げて下さい。私の所ではパートプリゼは残念ながら売っていないのです。(笑)
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わらびときのこのキッシュ
パートプリゼの材料(直径15cm、高さ5.5cmの丸型)
- 薄力粉 150g
- 塩 ひとつまみ
- バター(1cm角に切ったもの) 70g
- 卵黄 1個
- 水 大さじ2
パートプリゼの作り方
- ① ボールに薄力粉と塩を合わせ、バターを加え、粉をバターにまぶしながら、全体をポロポロの状態にする。
- ② ①の中央に卵黄、水を入れ、手首の付け根を使い全体をまとめる。ビニール袋に入れ最低2時間は冷やす。(一晩でも良い)
- ③ ②をラップの上で麺棒で25cm程にのばす。
- ④ ③を麺棒に生地を巻きつけるか、ラップのまま型にかぶせ型のすみまで敷き込む。縁からはみ出た生地は切り落とし、底面をフォークで突つく。
これから焼くパートプリゼ
- ⑤ ④を重石を入れ180度のオープンで25分焼き、重石を取り、卵黄(分量外)を塗りさらに5分焼く。
アパレイユ(卵液)の材料
- 卵 2個
- 生クリームと牛乳を足したもの 250ml
- 塩、コショウ、ナツメグ 適量
アパレイユ(卵液)の作り方
- ① 卵と牛乳を泡立て器でよく混ぜ調味料を加える
わらびときのこのキッシュの材料と作り方
材料
- パートプリゼ1台分(直径15cm、高さ5.5cm丸型)
- アパレイユ上記分
- マッシュルーム 8個
- しめじ 90g
- わらび(アク抜きし、茹でたもの) 85g
- とろけるモッツァレラ・シュレッダータイプ(あればグリュイエールチーズが良い) 80g
- ロースハム 4まい
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩、コショウ 適量
- ローリエ 2枚
こんな感じに詰めていきます。
作り方
- ① マッシュルームは1/2に、しめじは石づきの部分を落とす。わらびは3cm長さに切り水気を取る。
- ② フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、①のわらびときのこを炒め塩、コショウをする。
- ③ 冷蔵庫で冷やして置いたパートプリゼに②を入れ、チーズを散らし、ハムを丸めて入れ、アパレイユを注ぎ、ローリエを乗せ、180度のオープンで20分、170度に下げて30分焼く。
- ④ 焼き上がったら、型のまま冷まし、粗熱が取れたら型から外す。
ごち草レシピ、完成!
パートプリゼさえできれば、後はオーブン任せなのでキッシュは簡単です。また、パートプリゼを使わない、お手軽キッシュもあります。
キッシュと言えば平たいイメージですが、私はこのショートケーキみたいな厚いのが好き。中はどんなのか切る楽しみがあるから。
キッシュは他にほうれん草やキャベツ、ズッキーニなどで作ってもイケます。面白いところではタケノコなんてのもありかな? 焼き上がり時間はあくまで目安です。各オーブンにより違いがでますから、様子を見ながら焼いてください。
わらびのアク抜きは、切り口に重曹を付け、さっと茹でたら一晩そのままにし、水洗いしたものを保存します。保存用袋やタッパーなどで水に漬けて保存します。