ノビル
日本中どこにでもある野草で田畑や河川の土手などに多く見られます。都会でも広場や空き地などを探せば見つかるかもしれません。姿はラッキョウとほとんど同じで、抜くと土の中に小さな丸い玉があります。この玉を生で味噌をつけて食べると最高の酒の肴になりますが、我が家で一番リクエストが多いのはこのレシピ、「ノビルのパリパリ塩焼きそば」です。
土の中にある玉は洗えばこんな感じ
根っこを切って汚れた薄皮などを取りきれいにします。
きれいにしたらこんな感じ！
これで準備はＯＫです！
ノビルのパリパリ塩焼きそば
材料（4人分）
- ノビル 250g
- 焼きそば麺 4袋
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- ナンプラー 小さじ1
- サラダ油、ごま油 各大さじ3
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作り方（ノビルを炒めるのは4人分一度に、麺を焼くのは2人分づつ作る。）
- ① きれいにしたノビルを玉と茎葉の部分に分け、2cm位の大きい玉は1/2に切る、1.5cm位のは切り込みを入れ、1cmほどの小さいものはそのままに。茎と葉は分けて各4cm長さに切る。
- ② サラダ油（分量外）をひいたフライパンでノビルを火の通りにくいものから炒め塩（分量外）を少々振る。少し歯ごたえがある方が美味しので蓋はしない。
- ③ 焼きそばをレンジに2袋で1分30秒かける。（ここから2人分の調理になる、より美味しくしたいなら酒少々をふりかける。）
- ④ サラダ油大さじ1.5を入れてよく熱したフライパンに③の焼きそばを入れて押しつけるように焼き焦げ目がつきパリパリになったら、ごま油大さじ1.5を入れひっくり返し裏麺も同様に焼く。
- ⑤ 箸で少しほぐしながら鶏ガラスープの素小さじ1/2、ナンプラー小さじ1/2で味付けする。
- ⑥ ②のノビルを⑤に加え合わせ味が足りない場合は塩を足す。
- ⑦ 器に盛って出来上がり。好みで「糸切り唐辛子」「レモン」を添える。
完成です！
うちの近くのイ〇ンでは焼きそばは1袋17円です（消費税アップ前）。他の店でもそんなにはしないはず。塩味だと飽きないのでこの季節に何度も作ります。ニンニクを入れてもイイですね。ノビルはけっこう土の固いところにも生えています。小さなスコップを持って行った方が良いかもしれません。必ず食べる分だけ採るようにし、株を残しておけば毎年同じ場所で採れます。但し、除草剤を使っている可能性のある場所では採らないように気をつけてください。
※alkanetwhiteさん、はてなブックマークありがとうございます。ノビルは引っこ抜くと丸っこい球根が付いてますが、ラッキョウはそれよりもっと面長です。大きさは、生育のステージで異なりますが、だいたいパチンコ玉位の大きさだと思ってください。敢えて間違える可能性のある野草を挙げるとすればスイセンですが、葉がもっと幅広で（よってノビルよりもニラと間違えるケースが多い）、掘り上げれば根の大きさも色も違うので、まず問題なく区別がつくと思います。そんなに難しくないので是非チャレンジしてみてくださいね。
こんなノビルのレシピはいかが？
