黒キャベツ(カーヴォロ・ネーロ)
イタリア料理好きの方なら聞いたことがあるかもしれませんね。トスカーナ地方の特産で煮込みやスープには欠かせません。
容姿は深い緑色で、縮みキャベツのようにチリメンですが結球しない葉キャベツで、キャベツと言うよりは原種であるケールに近く、実際、アメリカではケールとして扱うことが多いようです。
黒キャベツとカキのリゾット
材料(4人分)
- 黒キャベツ 6枚(230g)
- 米 2カップ
- むきカキ 300g
- 玉ねぎ 1/2個
- 白ワイン 50cc
- 貝柱スープの素 小さじ2
- オリーブオイル 大さじ2
- 水 800cc
作り方
- ①玉ねぎ1/2個をみじん切りにし、黒キャベツ6枚(230g)は湯で、粗みじん切りにする。
- ②フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ温め、米2カップと①の玉ねぎを入れ透きとおるまで炒める。
- ③②に水800cc、白ワイン50cc、貝柱スープの素小さじ2を加え、沸騰するまで蓋をして焚く。沸騰したら時々へらでかき混ぜながら芯が残るまでスープの様子を見ながら焚く。(途中、スープが無くなったら少しずつ水を足す。)
- ④③に大根おろし(分量外、無い場合は塩水で)の中でよく洗ったカキと①の黒キャベツを加え炊き、塩、コショウで味を整える。
- ⑤器に盛りあれば小さな黒キャベツの葉を添える。
ポイントは水(スープ)を入れ過ぎないこと(べちゃべちゃのオジヤのようになります)と出来上がり時に少し芯が残るように焚くこととです。
カキの季節もそろそろ終わりです。フライや鍋もいいけど、一度甘いキャベツと一緒にリゾットにしませんか?黒キャベツが手に入らない方は普通のキャベツやホウレン草などで作ってください。