始まりはKさんから戴いた種でした。ご自分が食べたスクナカボチャの種を取っておいてくれたのです。
どんなカボチャかも良く知らないまま、翌年の春多めに播種しました。できてみるとこのカボチャ、実の付きは少ないのですが、とにかく旨いのです。
茹でて塩を振るだけで、十分いけます。だから何を作っても美味しくできます。スープにサラダ、フリッターにグラタン...本日はニョッキです。
スクナカボチャ
飛騨高山の伝統野菜で、一般的な栗カボチャと同じように使いますが、一番の違いはヘチマの様な見た目です。一個が1〜3kg近くにもなる高級野菜です。
材料 (4人分)
- スクナカボチャ 250g(普通の栗カボチャで代用可能)
- ジャガイモ 250g
- 中力粉 150g
- パルメザンチーズ 20g
- 卵黄 1個分
- 塩 適量
〈ゴママヨ、ソース〉
- すりゴマ 大さじ6
- マヨネーズ 大さじ2りんご酢 50ml、醤油50ml (ポン酢100mlでも良い)
作り方
- ①カボチャ、ジャガイモは皮を剥き、種、ワタのあるものは取り除き2cm角位に切る。
- ②①をレンジで蒸すか茹で、熱いうちにマッシュし、少し冷ましておく。
- ③②に中力粉150g、パルメザンチーズ20g、卵黄1個、塩適量を入れまとめる。
- ④打ち粉(分量外)をした台、まな板などで、4等分にした③を直径1.5cm位の棒状に延ばす。
- ⑤④を1~1.5cmに切り分ける。
- ⑥再度打ち粉をした台の上で⑤の中央を指先で押し窪みをつける。(ニョッキの表面に粉が着くことにより、茹でた時に崩れにくくなる。)
- ⑦2リットルの水に対し、塩大さじ1と1/2を入れ熱湯で茹でる。浮いて来たら穴あきレードルなどですくい取る。(ザルにあげると崩れる可能性がある。)
- ⑧ゴママヨソースの材料を混ぜ合わせ、⑦のニョッキを皿に盛り盛りかける。
ニョッキを形つける時に、親指でひねり円く形つけたり筋目を付けたりしますが、家庭料理なので私は何時も指で押すだけです。
作るのは思ったほど面倒ではありません。一つのボールの中でマッシュから生地のまとめまでやってしまうと楽です。 ゴママヨソースの酸味がカボチャの甘みをより引き立てます。
22日は冬至です。カボチャのニョッキ、作ってみませんか?
※追記(2014/9/4)
新しいスクナカボチャのレシピ、アップしてます。