丸ごとゆで玉子のお吸い物
ホマレ姉さんの故郷…徳島県の田舎なんですが…には、なんとゆで玉子が丸々一個入ったちょっと珍しいお吸い物があります。
町内全体で食べられていたと思いますが、お祭りやお正月、結婚式に至るまでお吸い物と言えばこれでした。
子供の頃にはどのタイミングで玉子に箸を入れたらいいのか、いつも悩んだものです。
玉子を崩す前には普通のお吸い物ですが、箸を入れた途端、見た目も味も変わってしまうからです。
中には最初から半分に切ったゆで玉子を使う家もあり、その方が彩りとしては美しのですが、楽しみも半分だった記憶があります。
あまりにも馴染み親しんでいたので、それが少し変わっているとは長い間思ってもみませんでした。
しかし大人になり、色々な土地でお吸い物をいただく機会があっても、未だに大きなゆで玉子が丸ごと入っているものに出会ったことがありません。
今日のレシピはこの丸ごとゆで玉子のお吸い物ですが、シンプルなだけにダシにはこだわりたいところ。
なので今回はダシの素を使わずに、かつお節と昆布から万能ダシを取って作ってます。最後に万能ダシの作り方も書いておきますね。
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材料(3人分)
- ダシ汁 500ml
- 薄口醤油 小さじ1
- 塩 小さじ1/2〜2/3
- ゆで玉子 3個
- 椎茸 1枚
- 蒲鉾 (赤) 6枚
- 春菊 適量
- ゆずの皮 少々
作り方
- ① 基本の万能ダシをとり500㎖分を塩と薄口醤油で味付けしておく。(ダシ汁は下記参考に)
- ② 固ゆで玉子を作り皮を剥く(ゆでる前に卵のお尻に小さな穴を開けておくとよい)。
- ③ 椎茸は軸を切り4つに切る。蒲鉾は5〜6㎜厚さに6枚切る。春菊は穂先から5〜6㎝長さに切り、塩少々を加えた湯でさっと茹で、冷水に取って水気を絞る。
- ④ 鍋にダシ汁とゆで玉子、椎茸を入れ煮立たせないように2〜3分火を通し温める。
- ⑤ お椀にゆで玉子、蒲鉾、椎茸、春菊の順に盛り①のダシ汁を注ぎ、削いだゆず皮を添える。
〈基本の万能ダシ・約5カップ分〉
材料
- ダシ昆布 10g(5㎝角を2枚くらい)
- かつお節 15g
- 水 5カップ
作り方
- ① 鍋に水と昆布を入れ弱火にかけて沸騰する直前で火を止め昆布取り出す。
- ② ①を一度沸騰させかつお節を一気に入れ、弱火で1分間煮て火を止める。
- ③ ②のかつお節が鍋底に沈んだらザルやキッチンタオルを使って漉す。
※冷蔵庫で2日、冷凍すれば約1ヶ月保存可能です。
子猫(日々人)のその後
日々人(ひびと)は我が家に来た時よりも倍以上の体重になり、ウ〇チもオシッコも自分でできるようになりました。が…ミルクは今だに哺乳瓶で飲んでいます。
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