炊飯器で作るから簡単!
この時期になるとホマレ姉さん家では「中華おこわ」を必ずと言っていいほど作ります。なぜなら近所の友達がお餅を作って余ったもち米をくれるからなんです。
それとお歳暮でもらった焼き豚なんかも中途半端に残っているからね、使い切るのにちょうどいい料理なんです。
焼き豚なんて残ってないよ!…って方も、スーパーとかに行けば今なら必ずって言っていいほど安く手に入れることができると思います。
その他にも干し椎茸とかタケノコとか、今回は入れてないけど銀杏など…、年末年始で余ったものを利用しちゃいましょう。
本格的なおこわは蒸し器で蒸すので何となく敬遠しがちだけど、今回は炊飯器で作るので気軽にチャレンジできます。
味がイマイチなんじゃないの?…って思われるかもしれませんが、作ってみると家族から「もうないの…?」と聞かれるほど美味しいの。
あ、干し椎茸や干しエビを戻した汁は絶対に捨てないようにしてくださいね…良いダシになりますから。
出来立てよりも少し時間が経った方が美味しくなるのでお弁当にも最適ですね。そのときは竹の皮で包んであげると香りも良いし、日持ちの面でも効果的です。
材料(3人分くらい)
- もち米 2合
〈具材料〉
- 焼き豚(市販品) 100g
- 干し椎茸 3〜4枚
- 干しエビ 大さじ1
- 干しエビを戻す酒 適量
- ニンジン 35g(1/3くらい)
- タケノコ水煮 45g(1/4個)
- 甘栗 5個
- ゴマ油 小さじ2
〈調味料〉
- オイスターソース 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 砂糖・鶏がらスープの素 各小さじ1
作り方
- ① もち米を洗い、他の作業している間に水に浸けて吸水しておく。作業が終わったらザルに上げ水気を切る。
- ② 干し椎茸は、ひたひたのぬるま湯に砂糖少々を加え浸けておく。干しエビは、さっと水で洗いひたひたの酒に浸けておく。
- ③ タケノコ・焼き豚・ニンジン(皮を剥く)はそれぞれ0.8〜1㎝角に切る。
- ④ ②の干し椎茸を0.8〜1㎝角に切り、汁はとっておく。甘栗を1/4〜1/2に割る(皮付きなら皮を剥いて)。
- ⑤ 調味料を全て合わせておく。
- ⑥ フライパンにゴマ油を入れ火にかけ、④の椎茸と②の干しエビ(汁はとっておく)を加えて、香りが立つまで炒める。
- ⑦ ⑥に③のタケノコ・焼き豚・ニンジンを加えて炒める。
- ⑧ ⑦の全体に油が回ったら、合わせた調味料を加えて具に味を絡めるように炒める。
- ⑨ 炊飯器に①のもち米を入れ、とっておいた椎茸とエビの戻し汁を加えてから、おこわ用2合の目盛りまで水を足す。
- ⑩ ⑨に⑧の具とフライパンに残った汁を加え炊飯器のスイッチを入れる(おこわ、又はすし飯メニューで)。
- ⑪ 炊き上がったら底から大きく混ぜて、甘栗を加えもう一度混ぜる。
食卓で食べる時も竹の皮を下に敷くと雰囲気が楽しめ、お客様がいらした時などには特におすすめです。
その時は1枚をそのまま使うと大きすぎるので半分に切って使うと丁度良い大きさになります。
竹の皮は1時間ほど水に浸けてから使い、のせる場所に薄くごま油を塗っておくと、ご飯がくっつかずに食べやすいです。
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