この時季限定ごち草レシピ!
わらび、ぜんまい、たけのこ…春は何と言っても山菜や野草の季節です。かすかに感じるホロ苦さやエグミは大人の楽しみでもありますね。
ホマレ姉さんは今でこそ野菜農家ですが、昔は庭も畑もない暮らしをしていたので、よく山菜採りに出掛けて収穫の面白さを味わったものです。
そんな中でもノビルはホントにどこででも手に入る野草。都会だと公園や土手、土がのぞくちょっとした空き地などでも自生していることがあると思います。
見つけるコツは、普段から足元や道端を気にして見ているってことだけ。でも、あまりジロジロ見ていると不審者と思われるかもしれないので注意してね…(笑)。
根っこの玉の部分が切れやすいので、収穫するときには小さなシャベルがあると助かります。除草剤や犬のフンがかかっていない場所を選んでください。
それとノビル以外にも言えることですが、全部採ってしまわないで、半分くらいは残してくださいね。そうすると翌年も同じ場所で手に入れることができます。
今日はそんな誰もが採れるノビルを使った餃子のレシピ。具は普通の餃子とほぼ同じ、ネギやニラがノビルに代わったってだけ…なのにグッと風味が違うんですよ。
野草だから逆にオシャレに可愛いフライパンを使って1〜2人分だけ焼いてみました。今しか食べられない、この時季限定のごち草レシピですからね。
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材料(20個分)
〈具材料〉
- ノビル 75g
- 豚ひき肉 100g
- 酒・醤油・ごま油 各小さじ1
- おろし生姜・おろしニンニク 各適量
- 塩・こしょう 少々
〈他の材料〉
- 餃子の皮(市販品) 20枚
- サラダ油 小さじ1
作り方
- ① ノビルは葉の青い部分に傷んだところがあればハサミで切り、流水で洗いながら余計な薄皮を除く。
- ② ①の玉部分を切り取り、みじん切りにし、葉部分は小口切りにする。
- ③ ボウルに②と具の材料を全て入れて粘りが出るまで練る。
- ④ 餃子の皮の淵に水を付けたら、中央に③の具をのせて2つに折りヒダを付けながら皮をピッタリ貼り合わせる。
- ⑤ フライパンをよく熱し、サラダ油を入れて全体に広げたら④の餃子を置き、餃子の底に焼き色がつくまで焼く。
- ⑥ ⑤に湯を餃子の1/3が浸かるくらいまで注ぎ(分量外)、蓋をして3分程餃子を蒸し焼きにする。
- ⑦ ⑥のフライパンに水気がなくなったら蓋を取り、フライパンを揺りながら余分な湯を飛ばし餃子を動かす。動かない場合は、ごま油やサラダ油を少し垂らし(分量外)ヘラなどでそっと餃子底の方を押してみるとよい。
- ⑧ ⑦に皿を逆さまに上から被せフライパンごとひっくり返して餃子を皿に移す。そのまま食卓に出してもよいが、フライパンに戻してもよい。
- ⑨ 酢醤油など、好みのタレを付けていただく。