やめられない、とまらない!
ホマレ姉さん家は田舎なので近所は農家さんばっかりで、そのほとんどが自家用にウドを少しだけ栽培しているんです。
でも、姉さん家ではウドを作っていないので、そのことを知っている数軒から春になると必ず「ウドいる?」との声が掛かります。
ありがたいことに、ウドは葉っぱや皮まで無駄なく食べられるので、この一月ほどは毎日のようにウド料理が食卓に並びます。
酢味噌和え、天ぷら、きんぴら、サラダ…、そんなウドの定番レシピの中に今年は新しくピクルスが加わりました。
夫がいつもの思い付きで「ウドをピクルスにしてみたら…」と言うので、試しに作ってみると、これがとにかく美味しいの。
一度食べたらもう止まらない!…ウドレシピの中で一番美味しいんじゃないかと思うほどなんですよ。
ピクルスが苦手って方も多いかもしれませんが、これはチョッと和風にしてあるので気に入ってくれると思います。
もうこの辺ではウドの時季は終わりで、このレシピを書こうかどうか悩んだんですが、涼しい地方ではこれからという所もあるかもしれないので書きました。
また、今回は彩りを考えて、ウド以外にキュウリと玉ネギも一緒につけてますが、好みでいろいろ考えてみてください。
ただし、ビーツや紫キャベツなどの色が移りやすい野菜はウドの白さを損なうため、避けた方が無難だと思います。
材料(作りやすい量)
- ウド(太いところ) 2〜3本
- キュウリ 1〜2本
- 玉ネギ(大) 1/4個
- 塩 漬ける野菜の重さの2%の量
※漬ける野菜の実量を全部合わせて350〜400gにする
〈ピクルス液材料〉
- 昆布だし 100ml
- 酢 150ml
- 砂糖 70g
- 塩 小さじ1/4
- にんにく 2かけ
- ローリエ 2枚
- 赤唐辛子 1〜2本
- 黒粒胡椒 15粒
※保存容器が必要です
作り方
- ① ウドは根元近くを特によく洗い、葉っぱや細い茎を取ってから、太い茎の皮を剥く。
- ② 玉ネギの皮を剥き薄いくし形に切る。キュウリは1.5㎝厚さの輪切りにする。①のウドはキュウリよりもやや薄い輪切りにし水に晒す。
- ③ ②のウドの水を切ったらキュウリ、玉ネギと共にボウルに移し、野菜の2%の塩をまぶし、重石をして30分程置く。
- ④ 重石をしている間に小鍋にピクルス液材料を合わせておく。
- ⑤ 30分経った③をザルに上げて水気を切る。
- ⑥ ④のピクルス液を沸騰手前まで火にかけておき、⑤を保存容器にバランスよく入れたら、熱いピクルス液を注ぐ。
- ⑦ 一晩おけば食べられる。
ポイント
- 重石は特別なものがなくても、袋入り砂糖やペットボトル入りのお茶、水を入れたボウルなどでもできます。
- 昆布だしは市販のものでもよいのですが、10㎝角の出し昆布を5カップの水に入れて2〜3時間おけばできます。
- ウドの皮は捨てずに、きんぴらにすると美味しいですよ。
お知らせ
メシ通さんの記事がUPされました。
今回は卵一つでこんなにオシャレ!ウフ・マヨのレシピです。
まだ読んでいない方は是非読んでくださいね。
ホマレ姉さんの本もよろしくです!
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