小さな玉ねぎを丸ごと使って…
玉ねぎの保存期間は品種にもよりますが、農家は傷みやすい大きなものから食べ、しっかり実のしまった小さなものを残します。小さな方が長持ちするからです。
ですからこの時期になると、小さな玉ねぎばかりが残ってしまう…なんてことがよくあるんです。
スポンサーリンク
そんな時に役立つのが今日のレシピ、小さなサイズを活かして、いつもは縁の下の力持ちを主役に大抜擢!
スパイシーな香りに包まれた熱々の小玉ねぎは、寒い冬にピッタリ。レンズ豆と押し麦が身体を芯から暖めてくれます。
レンズ豆が手に入らなければ、他の豆に変えても良いのですが、レンズ豆は戻す必要がないので、すぐに使えて便利なのでオススメです。
材料(3〜4人分)
- 小さい玉ねぎ (大きいものでもOK) 8個
- レンズ豆 40g
- 押し麦 40g
- 普通の玉ねぎ 1/2個(粗みじん切り)
- サラダ油 大さじ2
- 鶏ガラスープの素 小さじ3
- 塩 適量
〈最初に入れるスパイス〉
- ローリエ 1枚
- クローブ 3本
- シナモン 3cm
- クミンシード 小さじ1/2
〈後から加えるスパイス〉
- 生姜 3g(皮ごとすりおろす)
- カレー粉 大さじ1
- クミン(粉) 小さじ1/2
〈最後に加えるスパイス〉
- ガラムマサラ(辛みスパイス) 小さじ1
作り方
- ① 小さい玉ねぎの皮を剥き根元に十字の切り込みを入れる。
- ② 鍋にサラダ油と最初に入れるスパイスを入れ弱めの中火にかけ、
- ③ スパイスから小さな泡と良い香りがして来たら、粗みじん切りの玉ねぎを加えて薄茶色になるまで炒める。
- ④ ②に生姜、後から加えるスパイスを加え、焦がさないように炒める。
- ⑤ ③に水900mlと鶏ガラスープの素、①の玉ねぎを加え沸騰するまで強火、沸騰したら中〜弱火で蓋をして玉ねぎが柔らかくなるまで煮る。
- ⑥ ④にレンズ豆と押し麦を加え約20分煮る。
- ⑦ ⑤にガラムマサラを加え軽く煮て味をととのえる。
この料理の特徴は何と言っても作りはじめた直後からキッチンに拡がるスパイスの香り。煮込みはじめてからさらに加えるスパイスで香りは家じゅうに…。
スパイスがいっぱいで難しそうにみえますが、材料さえ揃えておけば作り方は至って簡単です。まずは料理の楽しみを知りたい、初心者さんにこそおススメのレシピです。