10月4日は晴れる所が多いようですよ!
10月4日は十五夜ですね。「中秋の名月」とも言われますが、ちょうどこの頃から里芋の収穫が始まるので「芋名月」とも呼ばれます。
ホマレ姉さん家の周りは農家だらけですから、やはり皆さん「芋名月」と呼んでいますが、食いしん坊の姉さんにもこちらの方がシックリきます。
農家に成りたての頃、何から何まで教えてくれた近所のおばちゃんは、この日になると必ずおはぎを拵えては、「持って帰り…」と言ってくれました。
働き者だったおばちゃんの手はとても大きかったので、作るおはぎもそれに比例して相当な大胆さで、食べごたえのあるおはぎだったんです。
そんなおばちゃんも数年前に他界してしまい、そんなおっきなおはぎはどこにも見当たりません。今となっては懐かしい思い出です。
さて、今年はその「芋名月」に団子を作ります。月見団子と言えば白玉粉で作るのが一般的でしょうが、これはズバリ里芋の団子です。
一口めは普通の団子と何ら変わらず。二口めはあれ、なんか違うぞ。三口めにその粘り具合から、里芋だとわかる感じでしょうか…。
みたらし団子のタレをかけているので、里芋が苦手なお子さんでも喜んで食べてくれるに違いありません。
運よくワレモコウを見つけてきたのでススキと一緒に生け、明日は月を愛でながら里芋団子食べようかなぁ…下戸の姉さんの十五夜の過ごし方です。
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材料(作りやすい量・約11本分)
- 里芋 約500g(剥き実で400g必要)
- 片栗粉 大さじ8
〈みたらし団子のタレ〉
- きび砂糖 80g
- 醤油 大さじ3
- みりん 小さじ2
- 片栗粉 大さじ2弱
- 水 120ml
- (他に、竹串とアルミホイルが必要)
作り方
- ① 里芋をたわしで洗い、水気をつけたまま耐熱皿に入れふんわりラップをかけ、レンジで5分加熱する。芋の上下をひっくり返してさらに5分加熱し、芋に火を通す。(芋の大きさにより、加熱時間を調節する)
- ② ①の芋が熱いうちに皮を剥き、マッシャーで滑らかになるまで潰したら、片栗粉を加え捏ねるように混ぜ合わせる。
- ③ 軽量スプーンの小さじで②のタネを適量すくい、片栗粉を付けた左手の平に乗せ、両手の平で転がしながら丸め約2.5㎝の団子を作り、片栗粉を引いたバットに並べる。
- ④ ②を全て団子にしたら、鍋に団子を茹でる湯を沸かす。その間に竹串の持ち手側にアルミホイルを巻いておく。
- ⑤ 湯が沸いたら、③の団子を網杓子に乗せ湯に入れ、団子が浮いて来たら網杓子でバットにすくいあげる。
- ⑥ ④の竹串に⑤の団子を4個ずつ刺す。
- ⑦ 焼き網を熱し、⑥を乗せて表面に焼き色を付ける。
- ⑧ 片栗粉を除く〈みたらし団子のタレ材料〉を小鍋に入れ弱火にかけ、ヘラで混ぜながら砂糖を煮溶かす。砂糖が溶けたら、同量の水で溶いた片栗粉を回し入れてトロミをつける。
- ⑨ ⑦の団子のアルミホイルを外し、器に盛って⑧のタレをかければ完成。
ポイント
- この団子、味噌汁の具にもピッタリなので、いっぱい作っても困ることはありません。今日は焼く前の団子を、短冊に切ったベーコンと一緒にお味噌汁に入れてみました。
- 今回はお菓子っぽくみたらし団子のタレで作ってみましたが、田楽味噌で食べても美味しいと思います。おかずにするならその方が良いかもね。
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